「私」と「ふくしま」、それぞれの想い。それぞれの未来。 「私」と「ふくしま」、それぞれの想い。それぞれの未来。

ふくしまナラティブ・スコラ2023とは?

「ナラティブ」は聞き手に想いを伝える話術、特に一人ひとりが主体となって語る表現技術のことを指します。
「スコラ」とは、「学問の技法」や「思考の過程」を意味する言葉です。
ふくしまナラティブ・スコラ2023では福島県内の高校生がメンバーとなって、震災とふくしまの復興の歩みを学んだり、さまざまな経験を持つゲストと交流したりする中で「自分の伝えたいこと」について探究。
決められたあらすじを伝えるのではなく、一人ひとりがそれぞれの視点で語るべきことを構築する「ナラティブ型」のプレゼンスキルを習得し、自分の想いをプレゼンテーションにまとめていきます。
そして2024年2月3日、最終回には舞台で実際のプレゼンテーションを行う「ふくしまの高校生が伝えるナラティブ・プレゼンテーション」が開催されました。

講師

Instructor

前田鎌利

前田鎌利/まえだかまり

▶ プレゼンテーションクリエイター / 株式会社固 代表取締役 / 書家

1973年福井県生まれ。東京学芸大学卒業後、光通信、ジェイフォン、ボーダフォン、ソフトバンクモバイルと17年にわたり移動通信事業に携わる。2010年に孫正義社長(現創業者 取締役)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され、初年度第1位を獲得。孫正義社長に直接プレゼンして幾多の事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料づくりも担当。その後、ソフトバンク子会社の社外取締役や、ソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍。2018年12月、一般社団法人プレゼンテーション協会を設立、代表理事に就任。ふくしまナラティブ・スコラ2020〜2023講師。

ふくしまの高校生が伝える

ナラティブ・プレゼンテーション

東北地方太平洋沖地震とそれに伴う原子力発電所事故から、2024年3月で丸13年が経ちました。2023年7月にスタートした「ふくしまナラティブ・スコラ」。このワークショップに参加した県内の高校生は、半年以上の時間をかけて〈ふくしま〉の過去とその歩みに触れ、〈自分自身〉の変化と向き合ってきました。「ふくしまの高校生が伝えるナラティブ・プレゼンテーション」では高校生が一人ずつステージに立ち、東日本大震災からこれまでに経験したこと、学んだこと、悩んだことに触れながら、それぞれの思い描く未来を語ります。当時は幼かった高校生が等身大で語る物語。その一つ一つがあなたを新しい〈ふくしま〉に出会わせてくれるでしょう。

トークセッション

Talk session

第1部の発表終了後に、「ふくしまナラティブ・スコラ」を2020年度に修了し、
2023年に「ふくしまナラティブキャラバン」に参加した大学生3名と、
前田講師による「ナラティブキャラバン報告会」が行われました。

過去の活動報告

Past activities